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企業はどれを運用すべき?主要SNSの特徴を総まとめ!
2024.9.19
SNS
オウンドメディア
こんにちは!ディレクター・ライターの色摩です。今日、SNSがマーケティング戦略において重要な役割を果たしていますが、数多くのプラットフォームが存在する中で、どれを選び運用するべきか悩む企業も多いと思います。ここでは、主要なSNSの特徴や運用のポイントをご紹介します。
目次
1. Instagram
特徴
- 視覚重視のSNSで、画像やショート動画の投稿に強み。
- 女性を中心に、若年層から中年層まで幅広いユーザーに人気。
- ハッシュタグを活用して、幅広いターゲット層にアプローチが可能。
- ストーリーズやライブ配信など、リアルタイムな発信も可能。
- 関心のあるコンテンツや周辺地域の投稿がおすすめに表示されやすい。
- オンラインショップとしての機能も搭載。
運用ポイント
- 製品やサービスがビジュアル的に映える企業に最適。
- リールやストーリーズなど、複数の投稿方法を活用してユーザーとの接点を拡大。
- ブランドの一貫性を持たせた定期投稿が効果的。
運用をおすすめする業種や利用目的
- B2C企業、特に消費者のライフスタイルに関連する業種(ファッション、飲食、インテリア、観光など)
- B2B企業であっても、リクルートなどを目的に社内の雰囲気を発信する場合
注意点
写真や動画のファーストインプレッションが非常に重要です。特に、複数人で運用する場合は、統一感を持たせるために撮影や加工のルールを決めておくなど工夫が必要です。
2. Facebook
特徴
- 30代以上の利用が多い。
- イベント告知や、グループを通じたコミュニティ作りに強み。
- Facebookページで詳細な情報を提供でき、長文の投稿も可能。
- 実名登録のため、他のSNSと比較すると信頼性が高い。
- 広告配信のターゲティング精度が高い。
運用ポイント
- 中年層以上への信頼性ある情報提供に向いている。
- イベント機能や広告のターゲティングが強力。
- Facebookページは検索エンジンにも拾われるため、SEO対策としても◎。
- Instagramへの同時投稿が可能。
運用をおすすめする業種や利用目的
- メインターゲットの年齢層がおよそ30代以上の企業
- コーポレートサイトまでは必要ないが、企業情報を掲載しておくためにまずはFacebookページを整備したい場合
- 信頼性をもって顧客とコミュニケーションをとったり、コミュニティを形成したい場合
注意点
10代・20代の利用は少ないため、若年層に向けて発信したい場合は他のSNSの方が適しています。
3. X(旧Twitter)
特徴
- 短い文章で手軽に投稿でき、幅広い年代層が利用。
- リアルタイムでの情報共有が強み。ニュース性のある内容や時事ネタは特に拡散しやすい。
- 文字数制限があるため、短くインパクトのあるメッセージが効果的。
運用ポイント
- タイムリーな情報の発信や、顧客との迅速なコミュニケーションが必要な企業に向いている。
- トレンドやハッシュタグを活用したキャンペーンが効果的。一気に拡散力を持つ可能性も。
運用をおすすめする業種や利用目的
- ニュース性の高い情報を扱う企業や、リアルタイム対応が求められる企業
注意点
拡散力がある分、炎上のリスクも伴います。炎上リスクの事前把握や適切な対処が必要です。
4. TikTok
特徴
- 短尺動画に特化したSNSで、特に10代から20代の若年層に圧倒的な人気を誇る。
- エンタメ要素が強く、バイラル効果によって短期間で大きな注目を集めることが可能。
- AIによるコンテンツ推薦システムにより、オーガニックリーチが高い。
※バイラル効果…クチコミで情報や商品などが徐々に広まっていくことを意味するマーケティング用語
運用ポイント
- クリエイティブで面白いコンテンツが鍵。○○チャレンジやトレンドに乗ったコンテンツは特に拡散されやすい。
- インフルエンサーを使ったプロモーションも非常に効果的。
運用をおすすめする業種や利用目的
- 若年層をターゲットとする企業
- エンタメ的に製品や会社をアピールしたい企業
注意点
トレンドの移り変わりが早く、カジュアルな投稿が好まれます。若年層の“今”の関心を意識する必要があります。
5. YouTube
特徴
- 世界最大の動画プラットフォーム。エンタメから教育的コンテンツまで幅広く見られやすい。
- 長尺のコンテンツも視聴されやすく、詳細な説明やチュートリアルにも最適。
運用ポイント
- 製品やサービスを視覚的に詳細に伝える必要がある企業に適している。
- チュートリアル動画、商品レビューなど、ストーリー性のあるコンテンツが人気。
- Webサイトへの埋め込みも可能なため、自社サイトのコンテンツとしても流用可能。
運用をおすすめする業種や利用目的
- 営業やリクルートを目的として、ある程度長尺での製品紹介や会社紹介が必要な場合
注意点
コンテンツ制作に労力がかかるため、制作は専門業者に任せるなどの検討が必要です。ウェビーでも動画制作を承っております。
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まとめ
企業がSNSを運用する際、どのプラットフォームを選ぶべきかは、ターゲット層や提供するコンテンツにより異なります。InstagramやTikTokのようなビジュアル・動画重視のSNSはB2Cに強く、Facebookは中年層以上との信頼性のあるコミュニケーションに強みを持ちます。自社のサービス特性や運用目的に最適なSNSを選ぶことが、効果的な運用のための第一歩です。
また、個人情報や権利の侵害、炎上のリスクを防ぎ健全にSNSを運用するためには、社内でルールや運用ポリシーを定め、担当者間で共有しておくことが大切です。ソーシャルメディアポリシーについては、ぜひ以下の記事もご覧ください。
ソーシャルメディアポリシー作成の重要性
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