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これだけは押さえたい!Webサイトのセキュリティ対策
2025.4.9
セキュリティ

こんにちは!ディレクター・ライターの色摩です。 昨今、Webサイトが様々なシーンで欠かせなくなっている一方、そのセキュリティ対策はますます重要性を増しています。本コラムでは、Webサイトのセキュリティ対策について、その重要性と具体的な方法をご紹介します。
目次
セキュリティ対策が重要な理由
Webサイトは常に様々なサイバー脅威にさらされており、脆弱性のあるサイトではさらにその危険性が高まります。主なリスクとして、以下のようなことが挙げられます。
Webサイトの改ざん
第三者によってWebサイトの内容が書き換えられてしまうのが「改ざん」です。データが消失する、不適切な内容が表示されるだけに留まらず、悪質なマルウェアを埋め込まれるケースもあります。閲覧者の情報流出やウイルス感染に発展するなど、重大な影響につながる可能性があります。
SQLインジェクション
SQLインジェクションは、Webサイト上のフォームなどにSQL文を入力し、不正にデータベースを操作する攻撃です。データベース内の情報が盗まれたり、改ざんされるリスクがあります。
DDoS(ディードス)攻撃
Distributed Denial of Service(分散型サービス妨害)攻撃は、大量のトラフィックによりサーバーに過度な負荷をかけ、Webサイトやオンラインサービスの機能を麻痺させる攻撃です。
クロスサイトスクリプティング
サイト上に悪質なスクリプトを仕掛け、閲覧者に不正なスクリプトを実行させる攻撃です。偽サイトに誘導して個人情報を抜き取るなどの手口が代表的です。
基本のセキュリティ対策5選
絶対に攻撃を防げると断言できる方法はありませんが、脆弱性を放置せず、継続してセキュリティ対策に努めることは必要不可欠です。それは、中小企業であっても決して例外ではありません。 サイトの要件によって必要なセキュリティ対策は変わってきますが、ここでは、最低限押さえておきたい基本のセキュリティ対策をご紹介します。
1. 常時SSL化

すべてのWebサイトで、常時SSL化は最低限必要な対策です。HTTPSプロトコルを使用することで、データ通信の暗号化と、サイトの信頼性を確保できます。
近年、Google ChromeなどのブラウザではHTTPS接続が標準となっているため、SSL化していないサイトでは警告が表示されるようになっています。閲覧者を離脱させないためにも、今や必須の対策と言えます。
当社では、初期費用2,200円、月額550円でSSL化が可能です。(※Webサイトの修正費が別途発生する場合もあります。)
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2. 定期的なソフトウェアアップデート
WordPress等のCMSや、使用しているプラグイン、サーバーソフトウェアは常に最新版に更新しましょう。古いバージョンは既知の脆弱性が放置されるリスクがあります。 ウェビーでメインに使用しているCMS「WordPress(ワードプレス)」は、世界中で最も使用されているCMSである一方、脆弱性を狙われやすい側面もあります。ウェビーでは、月額1,100円でバージョンアップをすべて代行するオプションを用意しており、最新版への更新を継続的にサポートしています。公開後の運用も安心してお任せください。
3.パスワードの強化
管理画面へのアクセスには、複雑で推測困難なパスワードを設定し、定期的に変更することが重要です。ウェビーでは、セキュリティ対策プラグインを標準対応で導入しています。
4. 入力フォームのセキュリティ対策
問い合わせなどの入力フォームは、サイバー攻撃の受け口になりやすい部分です。スパムを防止するGoogle reCAPTCHAなどを導入し、不正送信を防ぎましょう。また、必須項目の設定や使用できる文字種の制限なども有効です。問い合わせフォームのスパム対策もウェビーがサポートいたします。
5. データのバックアップ
データの消失は企業にとって大きな損失です。定期的なバックアップを取り、不測の事態に備えましょう。
作りっぱなしで放置していませんか?ご相談はウェビーまで!
Webセキュリティは常に変化しており、すべての対策を自社で実施するのは難しい場合もあります。Webサイトのセキュリティ対策に不安や疑問をお持ちの方、サポートをご希望の方は、当社までお気軽にご相談ください。セキュリティを考慮したWeb制作から運用サポートまで、ワンストップでご提案いたします。